自宅から徒歩1分のご近所にお住まいの若いご夫婦からの依頼で、自宅の一室を事務所に改装する計画を進めている。和室の床をフローリングにして、天井を撤去して、と指示する以外、設計の仕事のほとんどは書棚や机の設計に費やされている。一番安価な合板を家具職人さんに加工してもらって現場で組み上げる予定。
すんなり終わるプロジェクトのはずが、現場が始まってみるとお風呂の水が床下に漏水しているのが発覚したりと、予想外の事態が続発。設計監理者、というより現場監督なみの現場常駐ぶり。近所でよかったー。
家具を担当してもらうのは先日お会いしたばかりの溝上吉郎さんだが、家具の予算はほとんど材料代くらいしか確保できなかった。この借りは今後仕事を一杯お願いすることで埋め合わせしなくては。ただ、こういう現場だからこそ出来る面白い試みもあるので、色々とアイデアを出し合いながらお互い楽しんで打ち合わせを進めている。