公衆トイレ@広島

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9/29、広島国際大学でレクチャー。塩塚隆生さんが大分を中心に設計活動をする中で地域から見いだした「建築形式」を主な切り口としてご自身の作品の解説されたので、それとの対比を意識して「素材と技術」を切り口に自分の手がけた仕事と地域性についてレクチャーの話を組み立ててみた。
その後、広島の建築家小川文象さんも加わって、課題の講評会。最初にプレゼンテーションを見た時はピンと来なかったのですが、学生さんに意図を聞かせてもらいながら皆さんとディスカッションをするうちに、それぞれの案の可能性が浮かび上がってきて、とても面白かった。本人がそれに気づくのはもう少しかかるかもしれないけど、みんないいものを持っている。
また、広島市内での二次会は土井一秀さん、中薗哲也さん、吉田豊さん、谷尻誠さん、と広島の30代建築家が続々集合。同じ街にこれだけ同世代の建築家がいたら、それは励みになるだろうなあ。とても楽しかったです。

翌30日は雨模様の中、小川さんに広島を案内してもらい、竣工したばかりの公園のトイレを案内してもらう。広島市主催のコンペで勝った案が実現したもので、毎年5棟くらいづつ市内のどこかの公園で小川印のトイレが増えていくらしい。小さな建築だけれど、公衆トイレはある意味一番身近な公共建築ともいえるもので、そんなプロジェクトを建築家に任せた広島市はセンスがいい。


昼に食べた広島風お好み焼きのネギの香りが一日口の中を漂っている中、丹下健三のピースセンターへ。ピロティは修学旅行生の集合場所になっていた。その後、原爆ドーム脇からでているボートで宮島へ。

あいにく干潮で厳島神社が水に浮かぶ様は見られなかったけど、空間構成の独創性と神秘性はピカイチだった。世界の色んな祈りの空間は見て来たつもりだけど、あれはちょっと他では見たことがない空間だ。次回は満潮のタイミングを見計らって訪れたい。

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