天井も土壁で仕上げた土の洞窟のような空間に、一枚のカウンターとペンダント照明が一つ。

日本の土壁とは馴染みのない、赤煉瓦と亜鉛鉄板をあえて組み合わせている。

名称未設定 21

表の格子戸からはカウンターが見えないため、奥行きを感じさせる。


「たかはし / Bar Takahasi」

所在地:京都市下京区四条高倉下がる京阪ビル二階
kyoto city : 2001


解説/

日本酒・焼酎と蕎麦が専門のバーの内装です。

店内は壁から天井まで切れ目のない、一枚の土壁として仕上げてあります。
土壁や障子という和の要素を使いながらも、亜鉛鉄板やレンガなど
通常土壁とは組み合わされることのない材料を取り合わせています。


設計:森田一弥建築設計事務所
施工管理:森田一弥建築設計事務所
施工:木工事/和田工務店、左官工事/しっくい浅原、
設備工事/エクセル住宅建設、塗装工事/柳沢究

延床面積:46.2平米
工期:2001年03~4月

標準仕上:
壁・天井:亜鉛鉄板小波板張り、鉄粉入り中塗り仕舞い
床:赤レンガ硅砂締め
トイレ:鉛丹・弁柄塗布