ここ2週間くらい、時間を見つけて事務所の片隅にコツコツ手作りしてきた暖炉が、ようやく完成の日を迎えた。


ホームセンターの普通コンクリートブロックを積んで、煙突は空調ダクトに使われるスパイラル管を流用。煙突の頂部と、空気の量を調整するダンパーのみ、煙突の部材屋さんから買いましたが、ほとんど身近で安価な素材を使ったセルフビルド暖炉。ブロックの目地はほとんど無し、ルイス・カーンの建築のような端正なデザインです。(自画自賛)

先日火曜日の朝一番、スタッフが揃ったところで記念すべき着火式をしました。パチパチと薪がはぜる音が室内に響く中、暖かい炎の熱が室内に行き渡ります。いやー、こんなに暖かいならもっと早くつくれば良かった。ずっと事務所に暖炉をつくりたいと思ってきて、最近現場でスパイラル管を見て、「これで煙突をつくればいい!」と閃いたのが吉日。

冬本番が来る前に、何とか間に合わせました。開口が大きいので、時々煙が室内に流れたりもしますが、仕事中にも炎の様子がよく見えて、癒されます。これで何の心配もなく今年の冬が迎えられそうで、嬉しい。