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1960年代に建設された在来木造工法の民家の一部を店舗として改修した物件。建物は築後40年を経た典型的な入母屋造住宅であり、敷地は旧農家集落の一角に位置している。
生活に必要なスペースを残しながら、日常生活で最も使われていなかった一階の座敷部分とその二階の部屋を解体して大きな吹き抜け空間を設け、飲食店のための空間とした。吹き抜けを横切っているのは、二階床の剛性確保を兼ねたパンチングメタル製ブリッジ。既存の木造軸組を色のフレームと見なし、色とりどりの土壁を平面構成の絵画のように塗り分けている。古民家再生にありがちな「わび・さび」でもなく、現代的な「シンプル・モダン」でもない、さまざまな素材による色彩豊かな空間を試みている。
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