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コンクリートシェル構造のドームによる仮設住宅ユニットの提案。コンクリートの型枠に空気膜ドームをふくらませたものを用い、ドームに被せた麻のメッシュに軽量骨材入りモルタルを塗りつけて建設する。モルタルが硬化する24時間後には空気膜ドームを脱型し、次のドーム建設用に使い回していくことが出来る。また、被災者自身が建設に参加しやすい技術を提供することで、建設後も被災者自身の自助努力によって恒久的な住宅として現地に適応していくことが可能である。
■SHELL-TER の方法論
0. SHELL-TER は、災害発生後の緊急段階に焦点をあて、迅速、かつ大量に、風雨を避け被災者の拠り所となる場を保障する。
1. 緊急段階: SHELL-TER は、自らの建設過程を通して、被災者の自助努力を促すと共に、近隣居住者間の単位ネットワークを形成し、被災者自身による災害復興(セルフ・エイド Self Aid)の土壌を形成する。
2. 仮設段階: SHELL-TER は、個々の被災者の住居を供給し続けると共に、地域の拠点となる施設(病院やコミュニティ施設)を形成し、近隣居住者間の単位ネットワークを広域的に結びつけることによって、セルフ・エイド Self Aidの環境を整備する。
3. 恒久化段階: SHELL-TER は、セルフ・エイド Self Aidの原則のもと被災者の拠点となり、個々の状況・目的に応じて各時点で選択可能な技術を取りいれることを通じて定着(恒久化)を達成する。
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