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日本酒と焼酎、および手打ちの蕎麦などをおもなメニューとするカウンターバーの内装。オーナーの希望は「壁から天井まで土壁で塗り回して欲しい」というもの。そこで「中塗り仕舞い」とよばれる少し粗い目の肌の土壁の仕上げを、鏝の動きの跡を残しながら塗り上げている。「土壁」というあまりに「和風」的な素材に対して、他の素材はできるだけ異なる背景を持つモノを組み合わせたいと考えた。その結果、ホームセンターで入手可能な大量生産品である赤レンガと、亜鉛メッキ鉄板を床と壁の一部に用いている。古い茶室に使われていた障子を横に倒して光り窓に転用したり、エアコンの吹き出し口に古い欄間を用いたりして、日本建築の要素にも通常とは異なる用い方を試みている。
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