もう一棟の方のゲストハウス。寝室に横から朝日が射し込む。こちらも足場丸太を構造に使っているが、それがトンネル状に連なる空間構成。モルタルに貝殻を混ぜて固め、砥石で研ぎ出した螺鈿のようなカウンターや、割れたガラスの上に溶けたアクリルを流し込んで造ったキッチンなど細かな工夫が詰め込まれた楽しい建物だ。
写真の床の部分は、色モルタルを固めてつくった自作のタイルを敷いてある。素足で歩くと気持ちがいい。