ビザンチン建築 @イスタンブール

トルコのオスマン帝国時代の建築を語るにはまず、それに先立って繁栄したビザンチン帝国の建築を見なければ、ということでビザンチン建築。

これは、イスタンブール最古の聖堂といわれるハギア・イレーネ聖堂。現在の聖堂は6世紀の再建。

これは、カーリエ・ジャーミ(ジャーミはトルコ語でイスラム教のモスクのことで、16世紀以降、教会からモスクに転用された。)と呼ばれるビザンチン教会。こちらも起源は古いが現在の聖堂は11世紀以降の建設。この聖堂は、小さいながらも後期ビザンチン美術の特徴であるフレスコ画で知られている。


細かく切った色石を使ってこの写実的な絵を描くのは、気の遠くなるような作業。だけど、美しい。

イスタンブールのビザンチン建築といえばまず、6世紀に建設されたハギア・ソフィア大聖堂(アヤ・ソフィア)。中央ドーム(直径31m)の前後に半ドームが並ぶ。



二階へと続くスロープの石畳。
感想などはまた暇を見て、書き足していきます。

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5 Comments

  1. 画材の色名事典(青系統・その25)

    びあい(美藍)
    顔彩 鉄鉢(KY)
    この場合は藍色の中でも発色の鮮やかなものを指します。
    ひょっとしたら、洋藍=プルシャンブルーの事なのかも知れません。

    ビザンチンブルー(BYZANTINE

  2. 森田一弥様、初めまして。
    先日TBさせていただいた者です。
    画材の色名にも色々有りまして、その中に「ビザンチンブルー」なる色名も実在するのです。
    そこでビザンチンの事をしっかり把握しておこうと、調べている内に、森田様のブログに到着した次第です。
    写真がメインとの事ですが、どれも鮮明で大変いい勉強になりました。「青いタイル」の記事も拝見しました。曇り空なのが残念ですが、大変きれいですね。
    これからも、頑張って下さいね。

  3. morikazu

    TBありがとうございました。青色の名前だけでも大変な数があるのが驚きです。

  4. はじめまして、こんにちは~♪
    私も今月はじめにイスタンブールへ行き、
    アヤソフィアを見てきました。
    初トルコでしたが、建築物がきれいで驚きました。
    こちらの写真もきれいに撮れていますね。
    嬉しくてコメントさせていただきました♪

  5. もりかず

    北京在住とのこと、私が旅行した10年前とはずいぶん変わっているんでしょうね。トルコは今年二月にこれまた十年ぶりくらいに訪れたのですが、ほとんど変わっていない印象を受けました。ところで現在北京の紫禁城は工事中とのこと、あの偉容を見られないのは残念ですね。また気が向いたらのぞいてください。

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