今年の九月から月一回くらいのペースで、左京区役所まちづくり推進課が音頭をとって、地域の未来を考えていくワークショップが行われている。京都市は市内山間部に過疎化した小さな集落がたくさんあり、西陣などの市街地でも住民が高齢化して同じような問題を抱える地域があることから、何年か前からこうした地域活性化の活動を行っているらしい。
あいにく一回目は欠席してしまったのだが、静原小学校の体育館にたくさんの静原住民が集まって、皆さんが感じている地域の魅力や問題について、発言しあったそうだ。出席した二回目は、どういうことをやっていきたいか、いくべきか、個人の意見をバンバン出していくブレーンストーミング。その結果、まずは静原のことを知らなきゃいけないということで、静原を歩いて地域の魅力や問題点を発見しようということになった。
先日の運営ミーティングで散策ルートなどを考えていると、古い住民の方から今まで知らなかった地域の情報がわんさか出てくる。静原の集落から北の山に上ったところにある古い城跡のこと、山の端にポツンと立っている朽ち果てた社のいわれ、公家の言葉の名残である古い静原方言のこと、、、。27日のワークショップ当日も、どんな発見があるか、楽しみだ。
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