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愛知県瀬戸市で建設していた住宅がほぼ竣工、あとは外溝工事を残すのみとなりました。
右の方に見える白っぽい切り妻屋根の家です。
三段に造成された敷地の一番上の部分に平屋の住宅を建てるために、手前の部分では切り妻のボリュームが空中に持ち上げられています。
敷地の一番高い部分から。外壁はクリーム色。近隣の住宅に一番多い色を選んでいます。
瀬戸の街並が一望できます。
玄関を入ると、正面に明るい廊下が見えます。
廊下が明るいのは、天井全体が天窓になっているからです。廊下を曲がるとすぐに大きな扉があります。
扉を開けるとさらに廊下が続いています。
天窓の内側はこんな感じです。この日は太陽の前を通り過ぎる雲のせいで光線が照ったり陰ったりして、それにあわせて天窓の明るさが変化して、建物が呼吸してるみたいでした。
廊下の先にこの家の居間があり、キッチン、ダイニングも同じ空間にあります。この部屋の窓からも瀬戸の家並みや周囲の山々が一望できます。
居間に差し込む光の色と廊下の光の色が違います。
廊下を居間とは反対側に行くと寝室などがあります。寝室から見ると、廊下の明るさが際立ちます。
夕方になると東の空の青い光を集める天窓と、西日の赤い光が入る居間の光の色の差が最大になって、廊下は不思議な状態になっていました。
年内引き渡しに向け、あと少しのがんばりです。