祇園祭も大詰めで京都の町中も大にぎわいの16日夜、突然職人連中からのお誘いで淡路島へ。サーフィンの常連達はこんな時はやたらと情報が早く、現在の台風の位置から推測して明日はどのあたりの海岸にうねりが届いているはず、満潮の時間はいついつだからこの時間が狙い目だ、と気象予報士のような作戦会議に余念がない。
2時間ほどの睡眠のあと、朝の五時には淡路島の海の上。最初に入ったポイントはかなり波のサイズが大きくて、庭師二人組がいきなり大波に巻かれてやむなくポイント変更。生命に危険のない?場所で遊んできました。ちなみに私は五回目くらいですがまだ、ボードの上には立てません。
サーフィンは結局、自然の力を利用して遊ぶスポーツなので、自然を読む力がないと何も始まらない。だから気象のことや潮の満ち引きはもちろん、その日の波の性質やパワーや崩れ方を読んで、一番いいポイントに自分のボードを瞬時に運ばなきゃいけない。うまい人というのは技術的なことはもちろん、そこら辺の自然に対する「読み」が抜群だ。広い海の上のわずか50センチの位置取りの違いで、波に乗れるか乗れないかの明暗が分かれる。相当面白いです。
波乗り @淡路島
