9月16~18日まで岡崎公園で行われている「岡崎公園アートフェスティバル」に仮設建築を制作しました。「逍遙京都」という京都新聞連載記事をまとめた写真と文章のパネル展示のための空間(写真:小林ゆう氏 / 文・藤氏晴嵐氏)。

オープンデスクの学生四人(うち女性が三名)と我々の総力戦で、設計二日、制作二日の超スピードプロジェクトです。OSB合板をビスで組み合わせただけの簡単なものですが、平安神宮の前からでもよく目立っている様子。最小の素材で最大の空間を、という基本的な考え方は昨年作ったコンクリート・ポッドと同じ。なにせ予算が限られていますから・・・。

雨が降ったらビニールシートを被せる予定ですが、そうなると外観が台無しなので、台風の接近が気になるところ。今日までのところは、気持ちの良い京都の秋晴れ。最後に、一緒に頭をひねって、現地で蚊に刺されながら頑張ってくれた名古屋芸大の磯貝さん、梅山さん、昇さん、京都大学の岡本くん、当事務所の川島くん、お疲れさまでした。