*
新しいスタッフのN君が、昨晩でっかいカメムシの大群に教われる夢を見たらしい。
そういえば夕方頃事務所に出没したカメムシを、彼は紙ですくって事務所の外に放り投げていた。どうも彼にはその日の出来事がかなり直接的に夢に現れる繊細な性格らしい。
この事務所はやたらカメムシが出没するから、これからが大変だぞ。
それで色々とよく見る夢の話に花が咲いたのだが、僕の場合は小さい頃によく悩まされた夢がある。僕は何十メートルもある大津波に追われていて、今にも飲み込まれそうな状態で逃げて逃げて逃げまくる、なぜか横でいつも一緒に逃げてくれているのがTV番組「一休さん」のシンエモンさん。
大津波なんて見たことない自分がなぜそんな夢を見たかというと、今考えてみるとそれは「未来少年コナン」でヒロイン・ラナの故郷のハイハーバーを襲う大津波のイメージそのもので、ちょうどその頃放映していたテレビの映像が脳内に刻み込まれていたんだろうな、と今更ながらに合点がいった。シンエモンさんがいつも横に居て逃げていたのは相変わらず脈絡が不明で、特に彼がお気に入りのキャラというわけでもなかったのだが、それなりに親近感を覚えていたのだろうか?
あとは日曜日の午前にいつも父親が見せてくれた番組に「セサミストリート」があるのだが、あの中に出てくる黄色い巨大な鳥「ビックバード」が、しばしば寝ている僕の足先をあの羽根でくすぐったり、足を引っ張ったりされて、かなりの恐怖感を抱えながらうなされていた記憶がある。ビックバードはあの番組の中ではかなり馴染み深いキャラだと思うのだが(むしろ今思うとドラム缶の中に居たガラガラ声のヤツ(下)のほうがよっぽど怖い)、なぜかビックバードに悩まされてしまっていた幼少の頃の自分。自分が感じているイメージと、夢の中への現れかたの齟齬は、何を意味するのか?西村君は平気な顔をして、案外カメムシが恐くて仕方ないのだろうか?
そんな他愛もない話が、今日の事務所での昼食時の話題。
進行中のプロジェクトは、それぞれ見積もりの調整と実施設計作業が進行中。
mika
それは。。。。
。。。。
一休さんと自分を同一視していたから。。。かも??
もりかず
確かに!それはすごい指摘です!
あのひらめきに憧れていた幼少時が蘇ってきました。
mika
ヘアスタイルも憧れていたに違いないわ。。。☆
もりかず
確かに、身に覚えあり。
だけど、僕の場合の坊主頭は中学校の校則だったんだけど。。。