熟成肉で知られた「中勢以」の京都で初めての飲食店舗「月 (にくずき)」が、さる10月15日に東山区の白川商店街にオープンしました。
コンセプト及びロゴ・グラフィック・内装のディレクションはユニクロやキリンの広告などで知られるデザイン事務所「canaria」。
当事務所は、外装と内装のデザインを手がけさせて頂きました。
東海道に面した歴史ある商店街の街並みに、「新鮮さ」と「落ち着き」の両者を兼ね備えた外観を生み出すために、日本建築の屋根で使われてきた「銅板葺き」を採用しました。
年月を経るごとに風格を増す銅の質感は、肉を「熟成」させることで生み出されるこのお店の料理と、イメージを重ねあわせています。
内装は、原始の熟成庫でもある「洞窟」をイメージした、土の壁に包まれる空間です。
今はまだ初々しい銅板の外壁はキラキラと周囲の光を反射して、道行く人々の視線を釘付けにしていますが、次第に街並みに馴染んでいくことでしょう。
店内ではお店の横を流れる白川の様子を眺めながら食事をすることができます。
今はお祝いで送られた花が店内を埋め尽くしていて完成写真の撮影もできていませんが、またこちらで掲載していきたいと思っています。
まずは皆様のお越しをお待ちしています。よろしくお願い致します。
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