ニューヨークに来たら見たかった場所がある。
1881年にバルセロナからアメリカに移住したスペイン人建築家、ラファエル・ガスタビーノRafael Guastavinoのアメリカでの作品。
まずはニューヨークのセントラルステーション。
地下の通路の天井は、バルセロナで見慣れたカタルニア・ヴォールトの曲線。間違いない、ガスタビーノの仕事だ。
その脇にある、オイスターバーの内装も。
そこから東に行った橋のたもとにも、彼の作品があった。現在はパーティー会場として使われているようだ。
ニユーヨーク大聖堂。この教会の一番大きなドームの部分も、ガスタビーノの仕事。
こちらも見慣れた曲線の螺旋階段が。
地下鉄の入り口。
バルセロナでは、繊維工場とか集合住宅とか手がけていたガスタビーノが、ニューヨークに来て、街の目玉となるような重要な空間を手がけていたことがよくわかった。
こちらは、ボストンの中央図書館。ガスタビーノ・ルームという名前の部屋があった。
スペインとアメリカの建築の知られざる縁が、このような形で残っているのは個人的に研究していたガスタビーノを通じて知っていたのですが、それをようやく訪れることができて、今回のアメリカの旅の二つ目のタスクを完了することができました。
次回は三つ目のタスクの紹介。
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