神楽岡の庭師、水谷さんが手がけたコラージュ・ハウスの坪庭は植物が育ちはじめて庭らしくなってきていた。要望にあった「荒れ寺のような」雰囲気までにはまだ時間がかかりそうだが、庭の成長具合ってのはこれまた猫と同じく想像がつきにくく、訪れるたびに楽しませてくれそうだ。ちなみにこの庭は水谷さんの見立てで蘇鉄(ソテツ)をはじめ文目 (あやめ)、著莪 (しゃが)、草蘇鉄(クサソテツ)など剣のように尖った葉の植物ばかりを植えている。