昨日の雷雨でようやく梅雨明けを迎えそうな京都、今日は気持ちのいい晴天。現在計画中の現場で使えそうな建具を探しに夷川通りの「井川建具店」へ。久しぶりに来てみると相変わらず溢れんばかりの建具の数で、ご主人は「最近忙しくなりましてん」とうれしそうで、商売も繁盛している様子。なにしろここは京都でも数少ない(唯一?)の古建具専門の建具屋さんなのである。古い民家が解体されるときに状態のいい建具を引き取って、ここで「洗い」をかけて販売しているのだ。
ここでは、新しく作ってもらったら数十万円するような上質の建具がその十分の一の値段で買うことができる。しかも現代ではほとんど手に入らないような材料で拵えた建具さえ、手頃な値段で手に入れることができる貴重なお店。ちょうど玄関に使えそうな状態のいい格子戸があったので予約を入れる。何回通っても気に入る建具が見つからない場合があるし、久しぶりに来てその場で欲しいものが見つかる場合もあるし、こればっかりは建具との「縁」が大事。
ふじいまさき
ども、やっとこさVWのショールームが完成し
蓼科の別荘も引き渡しできました
京都には風情のある建具屋さんがあるんですね
TVでは見たことあるんですけど、どこにあるんですか?
身近にあるなんて、いいな~
最近の建築では、昔ながらの寸法体系と異なってしまって
なかなか使う機会がないですが、うらやましいですわ
morikazu
ども、そちらもがんばってますね~。
この建具屋さんは京都御所の南に位置してて、家具屋さんが多いので有名な夷川通りにあります。京都市内は狭いからどこにでも駐車できるスーパーカブで走り回ってるんだけど、事務所から10分くらいかな。京都市の東端の事務所から西端の嵐山あたりまで走っても30分だから、近いよね。
確かに京都の建具は京都の寸法体系である京間なんだけど、いまはマンション内装のリフォームとか店舗に使うことが多いから逆に建具にあわせて内装を設計できるし、東京や地方からわざわざ買い付けに来る人も多いらしい。一度、どう?
yuki
番頭さんが写ってる。
やっぱり誰が仕事をしているのかをよくご存知ですね。