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カタルニア広場の北のびるランブラ・デ・カタルニア通りにある、金物屋さんFERRATERIA VILLAを妻がぜひ見にいきたいというので一緒に見にいった。

先日、大工の高尾さんをつれていった時もそうだが、プロ用のお店のようなつくりながら案外普通の人たちが、自宅で使う金物を選びに来ているのが印象的だ。

日本のメーカーカタログでは見られないような珍しい形のものがあって、ついたくさん買って持ち帰りたくなる店。

その中でもひときわ目立つのが、ガウディデザインの金物で、実際にカサ・ミラやカサ・バトリヨなどのガウディの作品に使われているもの。その自由な造形を見ていると我々が普段使っている金物がどれだけ既成のイメージに捕われているかということがよく分かる。

スペインに来るまでは取り立ててガウディの信奉者だったわけではないのですが、彼はすごいです。ガウディのデザインしたものでも小さなドアの取っ手くらいなら、30ユーロくらいからあります。建築好きにはたまらないお土産になるのでは。

ちなみにこの写真の中央にある2つの大きな金物は、カサ・カルベで使われているもので、値段を聞いたら950ユーロだそうな。我々の懐具合では、それはちと、きびしいですなあ。というか、「おとといきやがれ」といわれたに等しい値段でございました。

最後のおまけに、子供たちの最近の様子。ロシア出身のビクトリアちゃんと、ボリビア出身のジュシュマルとケイランちゃんと一緒に。