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週末の打ち合わせ以外、かなりの出不精になってしまいつつある京都の山奥静原在住の建築家です。下手をすると外に薪をとりにいくとき以外建物の中から全く出ていない、という日もあるくらいなのでちょっとまずいです。今日はそんな出不精さんが朝の散歩中に近所で撮った苔の写真です。
僕が育った愛知県に比べると京都の冬は湿度が高いと感じますが、ここ静原は朝になると霧が立ちこめていることも多く、さらに湿り気を感じる土地です。朝の苔にも鮮やかな緑に朝露がついて、とても綺麗。
よく見ると少しづつ種類が違う。
地ゴゲの一種。
石に残った模様みたいな、これも苔の一種?
先週は打ち合わせと見積もりの準備に加えて、コンペの作業も平行していたのでてんてこ舞い。
しかも、いざこれから出力、というときにプリント用紙が切れていることが発覚。つづいてここ最近調子を落としていた事務所のプリンターが二台とも故障。ガッデム!!
翌日なんとか提出して一息ついたものの、来週月曜日には愛知の住宅の見積依頼の準備が待っている。
出町柳の住宅の基本設計も先週末の打ち合わせでほぼ収斂。
伝統的な町家のファサードをもち、奥に続く路地や坪庭など町家の典型的なプランを踏襲した住宅のプロジェクト。これまた町家の象徴的空間である「切妻屋根」と「天窓」の組み合わせをプロポーションを変えて連続させることで、今までにありそうでなかった現代京都の町家型住宅にしたい。
横井@静岡
学生時代に岐阜の御嶽山にある濁河温泉の宿(標高1800メートル)で1ヶ月ほど住み込みのアルバイトをしたのですが、宿の裏山に「ひかり苔」というのがたくさん自生していて、その苔はとてもきれいに光っていました。
もりかず
「ひかりごけ」って名前は聞いたことがあったんだけど、ほんとに光る苔があるんですねえ。