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滋賀県立大学でのソイルレンガのドーム建設作業の続編です。

レンガ積み作業4日目。レンガの高さがドームの頂部にさしかかってきました。

8月に入って暑い日が続きましたが、まわりは木陰と湖からの涼風があって、快適な作業環境です。

すでにレンガの傾きは45°くらい、空中に張り出すような位置に固定していきます。レンガを固定して、手を離す時はドキドキしましたが、みんなだんだん石膏で固定するコツとタイミングを覚えて、順調に作業が進んできます。

さらに頂部が狭まって、パンテオン状態に。

最後のあたりは目地が大きくなって埋めきれないので、点でレンガを固定していきます。又吉くん、顔が完全にレンガ職人です。

残りあとわずか。

ラスト数ピース。すぐにこの上にラス金網を張って、セメントモルタルで補強していきます。つまり、上に乗って作業している!ということなのです。

ラスト一枚を固定する、決定的瞬間!!! このおいしい役回りはじゃんけんで勝って権利を手に入れた村上研の木村くん。

もう、ドーム頂部のモルタル塗り作業。これでレンガががっちりと固定されます。

翌週、ドーム表面の仕上げ作業。ガラス繊維入りのセメントモルタルで表面の凸凹をきれいに整えていきます。

グレーのセメントモルタルを20〜30ミリほど塗った後、午後から白セメントのモルタルで仕上げました。

翌週に土間に土を敷き固めて、これで完成です。

使用したレンガは約1400枚、レンガ積み作業は実質6日間、作業人数はのべ約50人でした。

全くの素人が即席で覚えたレンガボールト工法ですが、なかなかの出来上がり。

小さな住宅くらい、簡単につくれるような気がします。

完成写真はまた後日に。