一昨日は神楽岡の面々と集まって今回のイタリア、スペイン旅行のスライド会。写真に撮っていながら気がついていないことでも、プロジェクターで見直すと色々と新たな発見があっていいものだ。
これはガウディ設計の集合住宅カサ・ミラの天井。生クリームを「角が立つくらいに」泡立てたような艶めかしい曲線。こんなのどうやってラインを決めていくんだろう?やっぱり生クリームを何度も泡立てて参考にしたんだろうか?砂漠の砂が強風に吹かれて出来る風紋のようにも見えてきた。
何を参考にしたにせよ、それを人の手で、しかも左官技術で再現するのはメチャメチャ難しいことだ。ガウディも凄いがここに集った職人のセンスと技術も物凄かったんだなあとこの天井一つで思い知らされる。