先日から製作していた構造実験用の1/3 MODELのスタイロフォームの型枠がようやく完成。今日はいよいよモルタルを塗りつけていく作業。前回つくったドームに開口部用の型枠がくっついている。
今回の1/3 MODELは純粋にセメントモルタルでどのくらいの強度があるかを測定するものなので、モルタルの塗りつけ下地にメッシュを使わず、比較的強度の弱い和紙を張っている。
飛び入りで製作に参加してくれた久住鴻輔氏と一緒に左官鏝でモルタルの塗りつけ開始。モルタルの厚みを正確に塗りつける必要があるので表面には厚さ4ミリにカットした板状のスタイロフォームが虫ピンで固定してある。
虫ピンを抜きながらの作業なのでちょっと面倒だったが、一体分のドームはわずか15分ほどで塗りつけ完了。なかなかチャーミングな形のドームに仕上がった。
水分が蒸発してセメントが硬化不良を起こさないよう、サランラップを表面に張って湿潤養生。一ヶ月後にどれだけの垂直荷重に耐えられるか、実験をする予定です。
minorio
おおー!着々と進んでるね。
1ヶ月後、どんな結果が出るのか楽しみだ。(^_^
それにしても、厚さ4mmとは激薄だねー。
3分の1スケールだから厚さも3分の1なのかな。
でも施工精度は逆に3倍の精度が求められるってことになるよね?
左官職人的にも面白いんじゃない?
楽しそう。
morikazu
ばんちゃんいつもありがとう。
厚さ4mmってちょっと信じられない薄さでしょう?
構造シミュレーションによるとこれで100キログラムの垂直加重に耐えられるらしい。
実際の施工は素人が参加することも想定しているからちょっと余裕を見て30ミリくらいの厚みに塗る予定なんだけど、実験ではギリギリの強度で作らなくちゃいけないから、その施工精度を確保するのは結構大変なんだ。
hatanaka
昨日ふの先生から森田さんのドーム話伺いました。
その時は先生のパソコンから画像が見つからず残念って言っていたのですが、このブログで丁度見れた!と思って書き込みました。
morikazu
どうもごぶさたです。
最近、左官ドームに凝ってます。
構造としての左官です。
いつかこれで建築を、ともくろんでます。
畑中さんのブログも初めて見ました。
淡々としててなかなか良いですね。
またのぞきに来ますね。