先日はじめての駐車禁止切符を切られた我が3代目スーパーカブちゃんが、所用で大原への山道を爆走中、突然エンジンがカラカラと音を立てて停止し、その後ウンともスンとも動かなくなりました。やむなく偶然通りがかったタクシーで用を済ませ、バイク屋さんにトラックで回収に行ってもらったところ、エンジンオイル切れでエンジンが焼き付いていました。そろそろオイルを入れなきゃと思いながら半年あまり、忙しさにかまけて手入れをしなさ過ぎました。さすがのスーパーカブも、エンジンオイル無しでは走れんわな、というわけですがあっけない最期でした。

引取に行ってくれたバイク屋さんのサカイクロンさんで、急遽手頃な中古のカブを見つくろってもらって、先日デビューしたのが4代目スーパーカブちゃん。(右手前の青いのが4代目。その向こうに緑色の3代目が見える。)1代目と2代目は自宅前から忽然と消えて、今はおそらく東南アジアあたりに売られて元気でいると思うのですが、この3代目もこのまま東南アジアに送られて、現地でエンジンを積み替えてまだまだ現役で走るだろう、とのこと。日本ではそこまですると、かえって人件費が高くついてしまうのですね。

ちなみにこのサカイクロンさん、古い町家が店舗なんだけど、ものすごく京都らしいというか、京都でしかあり得ないようなバイク屋さんなんだよな、これが。古いバイクに囲まれて、サカイさんと生後二ヶ月くらいの赤ちゃんがくつろいでいます。