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カタロニア地方の発泡酒であるカバcavaのワイナリーCaves Codorniuを見学。建物はJ.P.カダファルクCadafalch、ガウディのカサ・バトリョの左隣の建物を設計した当時の売れっ子建築家。

カテナリー曲線を用いた構造はガウディの専売特許のようにいわれているが、ここではカダファルクも連続するカテナリーアーチを用いて、そのあいだをカタラン・ボールトの天井でつないでいる。装飾も控えめで、レンガによる構造美が前面に出た建築。

広大なワイナリーの敷地の一角には日差しを避けるための休憩用の葡萄棚が。葡萄棚というと中国ウイグル自治区のトルファンを思い出す。あそこの暑さは尋常じゃなかった。そういえばそろそろ京都も祇園祭りの時期だなあ。