爽快に晴れた 27日の土曜日、静原の里を歩くワークショップが開催されました。参加メンバーの構成は大人から子供までを含めた静原の住人、左京区役所まちづくり推進課、京都工芸繊維大学佐々木研究室の方々。

 
まずは静原神社の隣にある集会所に集まり、かつて集落の北の山中にあった静原城跡を探索するチーム、集落の中を歩くチーム、静原の南の山や川の周辺を探索するチームに分かれ、出発。
 
 
僕の入った南チームは、噂には聞いていたが今は誰も訪れなくなった稲荷さんが今もかなりしっかり現存するのを確認したり、山の中にイノシシを捕るワナを発見したり、、、、
 
 
山を登って静原の集落を一望してみたり、古くから住んでいる方でも知らなかったような事物や視点や歴史の発見がたくさんありました。
 
 
その後、集会所に再集合してそれぞれのチームの散策の成果を報告。こうして実際に町を歩いてみると、村のお年寄りからも古い記憶が呼び起こされて、色んな地域の歴史やいわれなどの情報が掘り起こされていきます。
 
 
たとえばこの、稲荷に向かう参道にあった、明らかに人工物だが正体不明の石のいわれなど、誰にも分からないので長老クラスに聞いてみようなど、今後調べたい課題などが浮かび上がったり。自分の能力をこの場ででどう役立てられるのか、色々考えたり。
 
静原の紅葉ももう終盤。翌日の朝から冷え込みが厳しくなり、畑の野菜の葉には霜がびっしりおり始めております。