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バルセロナのアントニ・ガウディの代表作の一つであるカサ・ミラに新しいカフェがオープン。ここの目玉はなんといっても、その独創的な天井。世界の建築関係者にとって必見天井ランキングベスト5には入ると言われています(当社調べ)。

カサミラの最大の見せ場の一つであったにもかかわらず、いままで銀行の会議室のような感じでほとんど使われないまま非公開スペースになっていたので、バルセロナでガウディ建築巡りをする人にとってはとても嬉しいニュース。

カフェの値段は、エスプレッソコーヒーで3ユーロくらいと、市内の普通の場所に比べると少々高いですが、入場料だけで10数ユーロするカサミラに比べると、全然安いです。年々値上がりするガウディ建築は頻繁に通える場所ではなくなってしまっていますが、こうしてカフェとして公開してもらえると、だれでも気軽に立ち寄ることが出来るので、とてもありがたい。 まずはその美しい天井の写真を。

生クリームを泡立てたような、美しい凹凸が見事。そしてその周囲に、波打ち際に現れるような微かな凹凸も表現されています。

この天井は、ガウディの弟子の1人ジュジョールが担当したとして知られていますが、デザインの美しさもさることながら、専門家としてはどうやってこの形を造ったのかが、気になるところ。バルセロナの住宅の内装はほとんど石膏の左官材でつくられているので、おそらく石膏を大まかに塗り付けたあとで、ヤスリで削って整形したのではないか、と睨んでいます。

でも、これだけ美しいラインをだすのはやはり技術だけの問題ではなくて曲線のバランス感覚が問われるので、ジュジョールと彼の協同した職人たちのセンスの良さに脱帽です。