パリ在住の写真家オノデラユキの写真展を見に大阪へ行って来た。「古着のポートレート」など初期の三部作の写真が特に良かった。対象の切り取り方と作品名の付け方がとてもシンプルかつ的確。
建築家シーザーペリの設計による美術館は床の赤い大理石タイル(25センチ角ぐらい)がきらきら光ってとても綺麗。石をモザイクのように小さく割って張り付けてあるので、微妙な角度の違いで光が乱反射して小川の水面に光が当たっているような表情になる。展示室の床も年輪を見せるように木のブロックを並べていて、これもなかなか美しい。他の空間はともかく、床は気に入った。
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