解体が進んで、木造の建物の骨組みがよく分かるようになってきた。通常の京都の町家のシンプルな屋根裏に比べて、ここの小屋組は丸太が縦横に組み合わされてなかなか見事。建設年代はおそらく昭和の初期頃だと思われるが、その後何度も増改築されてきたようで、構造を見ていると建物の変遷がよく分かる。
広い部屋を作るために通し柱を切って鉄骨(赤く見える部分)で補強したりずいぶん無茶な改築もされているので、まずはそれらを無理のない構造に修正しながら、現代的な生活に適したプランニングにまとめたい。それにしても惚れ惚れとするような構造美。
minorio
うーん、これは立派だねえ。
楽しそうな仕事だ。(^_^)
morikazu
工事は始まったけど、全体の平面計画がまとまったくらいで細部はまだこれから検討することばかり。大変だけど楽しみです。