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今年の元旦は例年通り京都で過ごして、初詣も銀閣寺近くの八神社に行ってきた。そしていつものごとく子供がアイスクリームをねだるので、いつものごとく銀閣寺前の売店でこのくそ寒い真冬にアイスクリームを買う羽目に。

ずーっとこの近所に住んでいるのに銀閣寺にはここ十年くらいご無沙汰していて、久ーしぶりに拝観に入ってみた。入り口脇の柱には、門松が。

ここのアプローチの椿塀は、京都のお寺の中でも特に印象深い空間だ。別世界に入っていくという心の準備が、ここを通ることでぐっと高まってくる。

子供はお構いなしで、植え込みの下に走れる空間を見つけて大はしゃぎだが・・・。

小さな門から入って、眼前に広がる庭。特に向月台という盛り砂の異様な造形は、相変わらず唐突で、意味不明で、言葉を失う。

金閣に比べても、銀閣のプロポーションは美しいと思う。
今年も良い年になりますように。