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韓国の釜山近郊の街、昌原市に来ています。昌原彫刻ビエンナーレに出品するため、これから一ヶ月韓国に滞在して作品製作です。建築家なのになぜかこのビエンナーレに呼ばれてしまった私は、現地の古い建築によく使われている黒レンガを使ったドームを建設します。先週末、スペインでもお世話になったレンガ職人谷口達平さんも合流。
滞在のために借りた高層マンションの一室からの眺めは絶景。海と山に囲まれた、日本で言うと瀬戸内のような地形。斜面に沿って古い住宅と韓国特有の高層マンションが入り交じって建ち並んでいます。
海側の眺め。橋の手前に見える小さな島が、今回のビエンナーレの会場で、毎日フェリーで島に渡って作業します。
あいにく台風が韓国を直撃していて、フェリーが運休して島に渡れないので、魚市場に行ってみた。さすが海に面した町、新鮮な魚が一杯並んでいて、大変な賑わい。
しかし今回困っているのは、ハングルが全く理解できないこと。言語としては日本語と韓国語は似ているはずなのですが、文字が読めないので今のところ完全にお手上げ。英語もほとんど通じない。早急にハングルを覚えなくては。。。
食事のために店に入っても、メニューもチンプンカンプン。インドでもイスラムの国でもたいていアルファベットのメニューがあるものなんですけどね。キビシーです。
何とか注文して、出て来たチゲ鍋。辛い。
こちらは注文する前に勝手に出てきたキムチ入りの焼き肉。でも美味かったからよしとする。
いい仕事をするには、まずは食事!ということで、辛い食べ物にヒーヒーいいながらの韓国滞在の始まりです。
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