先日出張で訪れた金沢の街。土塀の足下が雪で痛まないように、蓆で覆ってあった。素材への愛を感じる。
東茶屋町の金箔屋さんの坪庭にあった、金箔を張った土壁。噂に聞いていた、高山出身の左官職人、挟土秀平さんの仕事。
プレゼンまで日がなかったので目的の物件を確認して日帰りしたのですが、せっかくなので昨年来た時に偶然発見した、
堀部安嗣さん設計のカフェ「イヴェールボスケ」に。風景の中にぽつんとあって、シンプルな形だけど遠目にも佇まいが違う。
カフェの正面には大きな胡桃の木があって、その枝越しに眺める風景が最高に美しい。建物の中では建築は風景の背景に退いている。
金沢周辺には他にも見たい建築も色々とあるし、温泉にも入りたいし、仕込み中のプロジェクトが上手く始動して、暖かくなったらまた来たい。もちろんこのカフェにも。
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