「Concrete-Pod」を解体したコンクリート片を処分するために京都市山科区にある不燃ゴミの最終処分場「エコランド音羽の杜」に、初めて行って来た。「エコランド」という名前は何か健康に良さそうなイメージなのだが、要するに山奥に大きなゴミ捨て用のダムを造ってここに京都市で廃棄されるゴミを埋めてしまっている、そんなところ。しかしまあ、「ゴミの島」ならぬ「ゴミのダム」とはすごい発想だ。あと三十年、ゴミを捨て続けても大丈夫らしい。何しろその巨大さは尋常じゃない。
まあ、こうした巨大なゴミ捨て場を必要とするような現代文明を反省しなきゃと思うのですが、何百年か後になってかつての文明の遺物を再利用するためにここが掘り起こされることもあったりするのかなー(「風の谷のナウシカ」の世界のように)と、余計な想像もしてしまいます。そうなると案外ここが未来の宝の山になっていたりして。