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ここしばらくの猛暑に一息ついて、今日は「雨ときどき土砂降り雷鳴稲妻付き」の涼しい一日。事務所の周囲の山には霧が立ち昇って水墨画みたいな景色が広がっています。
先週23日には、バルセロナで知り合った宮崎慎司くんが一時帰国のついでにはるばる静原をご来訪。集落の景色や自宅の様子を見て、いたく感激してくれた。彼は今春までバルセロナの事務所でサラゴサ万博のプロジェクトに参加し、その後半年間のロンドンでの求職活動の末、ノーマン・フォスターの事務所に就職が決まったばかり。今週から始まる事務所での生活をブログでレポートしてくれるそうなので、楽しみだ。スペインで出会った若い建築家たちの間では「フォスター事務所は8時以降まで残業すると彼の経営するレストランで夕食にありつけて、12時以降になるとタクシーで自宅まで送り届けてもらえる!」という噂がまことしやかに伝わっていたのですが、その真偽についても明らかにしてもらえる予定。
26日は、アーキフォーラムの最終回に世界的建築写真家・二川幸夫氏が来られるというので、猛暑の中を大阪へ。写真についての講釈は一切なし、自分がどのように建築を学んだか、世界中の建築をとにかく見て見て見まくった数十年、我々にとっては伝説に近い大建築家たちとの交流のエピソード、そして建築家はかくあるべし、というお話などなどを存分に聞かせてもらった。齢74歳という二川さん、何でこんなに元気なんだ???と会場にいたすべての人が思っただろう。建築が好きでたまらない、人生が楽しくてたまらない、というのがヒシヒシと伝わってくる、色々な意味で勇気づけられる講演でした。